登山道保全ワークショップを実施しました（YAMAPユーザー様向け）

2024年5月18日、登山地図アプリ「YAMAP」のユーザー様を対象にした、2回目の登山道保全ワークショップを開催しました。三重、栃木、茨城、千葉、埼玉、静岡、東京、そして北杜市内から、10名の方が参加してくださいました。ありがとうございました。

北杜山守隊のワークショップは、いわゆる“作業”だけではなく、半日をかけてじっくり登山道の観察を行います。「何のためにやるのか（＝植生の復元ため）」という考え方だったり、水の流れだったり、登山者の心理だったり、皆さんそれぞれの気づきを、後半の作業でアウトプットしていただきます。そこに深い理解と、面白さ、そして、修復が完了した時の達成感と充実感があります。

 
 
【午前中に行った、自然観察の様子 】

回を重ねるごとに、「地元の山で整備活動に参加している」という方も増えてきていますが、参加者の皆さんに、それぞれの大好きな山を守るためのヒント、今後の山との関わり方を考えるきっかけを持ち帰っていただけていたら嬉しく思います。

【午後の作業の様子】

Before → After

北杜山守隊の会員の皆さんのサポートもあり、長さ11ｍ、幅1m、高低差2mの小型ガリーの修復が完了しました。当日のレポートはInstagramにも投稿しています。