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活動レポート

東近江市エコツーリズム推進協議会、鈴鹿10座エコツアーガイドクラブの皆さまとワークショップを実施しました

2024.12.09

東近江市エコツーリズム推進協議会事務局、および、鈴鹿10座でガイドツアーや登山道整備等をされている、鈴鹿10座エコツアーガイドクラブの皆さまが、北杜山守隊のワークショップに来てくださいました。

皆さまは普段、整備作業だけではなく、エコツアーの企画やガイド、調査・研究等もされていて、他地域での研修や交流を積極的にされているようですが、今回は登山道整備のツアー化や、樹林帯、花崗岩地質での施工を参考にするため、北杜へ来てくださいました。

到着した日の午後は、日向山で自然観察。観察しながら、鈴鹿10座と日向山、お互いの山の歴史、植生、土壌、気候、登山者数、鹿による食害などの情報を交換したり、普段のワークショップでお話している内容について、その意図を解説したり、普段のワークショップとは一味違った内容となりました。鈴鹿においても、20年程前は大人の背丈ほどあった笹の一帯が、鹿の食害により今ではわずかになっていること、下草のなくなった場所で土壌が崩壊していることなど、深刻な環境変化が起こっていることもお伺いしました。

下山後は、麓の山小屋「アグリーブルむかわ」にご宿泊。南アルプスの麓で育ったお米や食材を楽しんでいただきました。「とても雰囲気が良くて、食事がどれも美味しくて、ヒントにして活動していきたい」と、嬉しいコメントを頂戴し、エコツーリズムのコンテンツの一つとして、今回の滞在も皆さまの参考になったようでとても嬉しく思います。

翌日の午前中は作業を実施。鈴鹿10座では、石はあるけど木材はあまりないようで、太い木材を使用した施工に大変な興味と関心を持って施工をされていらっしゃいました。鈴鹿には鈴鹿の環境にあった施工があるはずですが、考え方は共通する部分が多いと思いますので、今回の経験が皆さまの今後の活動のヒントになっていたら嬉しいです。私たちも、他地域で活動する皆さんとの情報・意見交換が大変刺激になりました。

当日の様子は、InstagramでもPostしていますので、是非ご覧ください。

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北杜山守隊では、企業や団体向けのワークショップを実施しています。公募型ワークショップのプログラムをベースに、目的に応じて日数・内容のカスタマイズが可能です。詳細はこちらのページをご覧いただき、お気軽にお問い合わせください。

ワークショップ


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