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活動レポート

台湾千里歩道協会の皆さまをお迎えしてワークショップを開催しました

2025.09.20

2025年9月14日〜15日、台湾千里歩道協会の皆さまを北杜にお迎えし、2日間にわたるワークショップを開催しました。

初日は屋内ワークショップ。日本の里山の歴史、山岳管理をめぐる現状と課題、そして、北杜の山や流域の暮らしや北杜山守隊の取り組みについてご紹介し、参加者の皆さんと活発なディスカッションを行いました。

2日目はフィールドワーク。「どうしても山頂まで行きたい!」という皆さんの強い希望に応え、通常のプログラムでは行かない山頂へ行ったものの、あいにくのガスガス。それでもしばらくの間、山頂の風景(?)を堪能して下山し、中腹で修復作業を行いました。
 

現場では、大きく掘れた箇所に対して、自前のメジャーやペットボトルを活用した即席の水平器での測量、水の流れや地形、登山者の心理まで含めた施工議論、資材運搬にはリレー形式を導入と、知恵・経験・体力のすべてを結集した圧巻の現場力を発揮。石をふんだんに使うという台湾の現場とは対照的に、北杜では石がほとんどないため、倒木や枝葉などの使い方や地質・気候への対応も全く異なります。そんな違いを乗り越え、汗と土にまみれて意見を交わしながら、驚くべき集中力で作業をやりきってくださいました。その姿勢に、スタッフ一同深く感銘を受けました。

 

北杜には3日間滞在していただき、2日目の夜はバーベキュー。山も野も里も、北杜の魅力をまるっと楽しんでいただけたようです(^^)

台湾千里歩道協会との交流は、2023年5月に北杜山守隊代表の花谷が台湾で開催されたワークショップに参加したことをきっかけに始まりました。その後、2024年8月には北杜市で開催した「第2回 日本山岳保全サミット」にて副執行長・徐氏にご登壇いただきました。さらに今年度からは、同協会が事務局を務めるAsia Trails Network(ATN)に、北杜山守隊が正会員として加盟。こうした継続的な交流が、今回の訪問につながりました。千里歩道協会の取り組み、活躍する皆さんからは学べることがとても多く、これからも互いのフィールドを行き来しながら、交流を続けていきたいと思います。

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