北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会主催「サントリー白州の森体験会」を開催しました

10月4日、10/17の2回にわたり、北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会主催の「サントリー白州の森体験会」を開催しました。私たち北杜山守隊も企画段階からご一緒させていただきました。

当日は、サントリー白州工場の敷地内にある森をご案内いただき、菌類、植物、樹木、鳥類、昆虫など、あらゆる生命が自然にバランスよく共存し、それぞれの役割を果たすことで豊かな森と土が保たれていることを、五感で感じる一日となりました。

「水が豊かであり続けるためには、地表だけでなく、地下に水を浸みこませる“土の豊かさ”が必要」というお話がとても印象的でした。北杜山守隊が活動を行っている日向山の一部も、サントリー天然水の森に含まれています。登山道周辺の保全作業は、まさにこの“土壌の豊かさ”を守ることにつながっている。その意義を改めて強く感じました。

水が浸透しやすい豊かな土を育てることは、暮らしを支える水を守ること。そして、水害を防ぎ、森と人が共に生きる環境を未来へつなぐこと。そのためには、流域全体で考える視点が欠かせないことを、今回の体験で改めて学びました。

貴重な機会をくださったサントリー白州工場の皆さま、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。